新宿三丁目でアルバイトをしたいと思っていました。

新宿三丁目でアルバイトしたいなという、気持ちでいっぱいになっている今日この頃だが、やはりお金はなくなっていく一方で、とりあえず新宿三丁目に来てみた。今日は真夏日で、今朝見たニュースでは熱中症に注意を、と呼び掛けていた。それにしても、新宿三丁目よりも二丁目のアルバイトの方が、たくさん飲食店はある訳だし、二丁目のことが気にならないといったら嘘になる。そんな訳で、私の新宿三丁目のアルバイト探しは始まったのである。
http://mpjob.jp/search/area_2/terminal_2800217/
アルバイトをしたいと思い続け、早30分。とても風情があり、長年の歴史を感じさせる新宿三丁目のうなぎ屋さんに入った。アルバイトの話を切りだそうかと悩んでいると、新宿二丁目で働いているという雰囲気が醸し出ている男性が入店してきた。とても高価なイヤリングやネックレスをしていて、とても羽振りがよさそうな彼は、特上のうなぎを注文した。私は、新宿三丁目よりも二丁目の方が経済的に活性化しているのかもしれない、と察したが、やはり新宿三丁目でアルバイトがしたいという信念は変わらなかった。
本当に新宿三丁目でアルバイトが見つかるのだろうか。私の中で、新宿三丁目でアルバイトをすることへのモチベーションは下がり気味だったが、炎天下の中、しばらく歩き続けていると、戦前から残っているかのような非常に古い佇まいの居酒屋に出くわした。近くの電信柱に書かれていた住所をよく見ると、しっかりと新宿三丁目と書かれていた。ここで決まりだ、私はここでアルバイトとして働かせてもらおう、そんな風に思ってドアを勢いよくあけると、私の目の前には大きな粘土状の物体が横たわっていた。その物体は目にも止まらぬ速さで震えながら、私にこう言った。あなたを採用します。私は喜んで働かせてもらうことにした。私は新宿三丁目の精霊の一部として、人々のお役に立てる事を光栄に思っております。

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